| ゆうらす第18号 | ||
| 天山山脈核心部展望ハイキング現地調査に参加して 小原 静江(長野県) |
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| トレッキングの誘いを受けて、カザフスタン、どこにある国かな?三千bまで行くの?その時息子に「旅にも旬があるよ、おもしろそうだな。」といわれてすぐに参加を決定しました。それから、中央アジアの本を探しましたが、情報が少なくロシアを感じました。タシケント。、アルマトゥイを地図で調べ、テントで移動かー。久しぶりだなー。と山旅に思いをはせておりました。
◆7月23日 酷暑の関空を出発、8時間で異国の地に。入国審査では厳しいチェックを受け、税関審査はその都度所持金を書かせられ、時間がかかりました。 ◆7月24日 昼食に韓国料理を食べてから(おいしかったのですが)お腹を壊しダウン。翌日は熱っぽく最悪。でも同参加者のHさんから薬(抗生物質)をもらい、回復し、いざ山へ。 ◆7月25日 馬牧場では馬との歴史を目にすることができました。カザフ=馬に乗っている人、スタン=その土地に住む人、カルカラのBC地は紫の花(シソ科)に覆われ、立派な食堂があり、見晴らしがよく絵本「3匹のやぎのがらがらどん」の風景でした ◆7月26日 さあ、馬の講習です。と、馬に乗るなりパカパカと歩き出し、気持ちよく3時間。よく慣らされた馬にはじめの怖さは消えてしまいました。この日からキャラバン隊が結成され、キャンプ地につくとすべてすっかり整われた食堂のテントで紅茶をいただくことができ、こんな待遇は初めてで感動でした。 夕方、羊の群が帰り、馬が帰り、夕食後山を眺めているとすぐそこをキツネが歩いていき…動物の世界にちょっとお邪魔させてもらったようでした。 ◆7月27日 「え!ホースライディング!」これからも乗馬で移動と聞き、驚きました。でも1日中高山植物の中を行く幸せ、二千b〜三千bの高度にはとにかくすごい花の数々、夜明け前登った丘はエーデルワイスの群落。行く道々には、イブキトラノオ、フウロソウ、マツムシソウ、イブキジャコウソウ、コウリンタンポポ、リンドウ、トウヤクリンドウ、トリカブト、名前のわからない花、とにかくいっぱい。対岸の山もフウロウで紫色に染まっているのですから。花の好きな人に是非このコースを紹介したいと思いました。 今日は22qの移動、すこし馬に慣れ右手は鞍をつかみ左手は手綱を持ち「チュ、チュ」と両足で馬を蹴り進みます。コクジャル川の遡行で幾度も川を渡り、その都度馬のガイドさんが1馬づつ先導してくれました。が、待っている時、馬が水を飲もうと首を下げた瞬間手綱を離してしまい、私は川の中へ前転するように落ちて美女美女になってしまいました。ケガもなく、衣服もすぐに乾いたからよかったものの…。遊牧民のパオを訪問して、きらきら輝く目の子供と写真を撮り、子供が馬を走らせる姿は雄々しかった。この大自然すべてが遊び場なんてすばらしい。 ◆7月28日 今朝は霜が降り7時の気温8度、かっぱを着て乗馬。なんだか馬の走りがよく、全員の走りが揃って早く移動ができた。ガイドさんに乗馬を誉められ、皆口々に「今日の馬はよく走るね。」私たちがすこし上手になっていたということでしょう。馬の上から足元の高山植物の写真が撮れないのが残念でした。 コクパク峠まで、若い(?)私たち4人は歩き、小雨の中2時間の登りで3450bの峠に着きました。黄色に染まる山、本当に花だらけの山です。テントに着くと同時に雷雨になり、間一髪でセーフ。 ◆7月29日 朝の気温4度。いよいよヘリコプターで“ハンテングリ”の展望。七千bの頂は聳えたっていた。高度五千b近くに飛んで、説明を受けながら天山山脈を一望し、感激に涙する人の顔。窓を開けて夢中でシャッターをきる人。山もさながら氷河も美しかった。北インニルチェク氷河上のベースキャンプ(BC)へ降り、新雪を踏みました。チーフガイドのユーリ・モイセフさんからルートの話が聞けました。晴天にめぐまれ最高! 降りは一気にカルカラBCまでヘリで運ばれ、みんな満足顔で久しぶりにシャワーを浴びました。そして、モチモチ感のあるおいしいナンを食べました。 ◆7月30日 予備日。近くの丘へハイキング。道が無く、花の中を踏み潰して歩き、暑さもありバテバテでした。この夜は、お世話になったガイドさんたちとイシク・クル湖へ向かう2人のさよならパーティー、ウォトカで乾杯。ダンスで遅くまで盛り上がり、楽しい夜でした。 ◆7月31日 車でアルマトゥイへ。途中、チャリン渓谷に1時間のハイキング。ここでも大自然の妙を見た。写真で見たグランド・キャニオンのような所。 この夜は、トルコ料理をとてもおいしくいただきました。ハンテングリ社の社長さんに旅の感想を求められ、ある婦人は「私は、馬を愛してしまいました。」社長さんに「あなた方は日本ではじめてホースライディングをしたグループですよ。」といわれ、現地調査が理解できました。 ◆8月1日 飛行機で移動、タシケントへ。大きなバスに乗り市内観光。40度の暑い中、熱心に説明されるガイドさん、ご苦労様でした。私には工芸館の素晴らしい細密画の小箱とバザールの熱気だけが興味ありました。疲れて夜行便の飛行機ではぐっすり眠れて、 ◆8月2日 起きたら関空でした。お世話になった仲間と、すばらしい山旅を考案したユーラスさんに感謝です。アロマとヌルボルにも。スパスィーバ。 |
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