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カムチャツカ都市情報

カムチャツカ州はロシアのもっとも東に位置する州で、カムチャツカ半島とそれに続く大陸部、コマンドール諸島。カラギンスキー島で構成されています。西はオホーツク海に囲まれ、東は北太平洋とベーリング海に囲まれています。カムチャツカ半島は半島の長さは約1500kmです。カムチャツカ半島は古来イテリメン人・エヴェン人・コリャーク人などの先住民族が居住していました。ソ連時代は国防上の重点拠点でロシア人でさえ気軽に立ち入ることは出来ない閉鎖地域でした。ソ連崩壊後の1999年に解禁され雄大な自然に魅了された多くの外国人が訪れるようになりました。個人ではなかなか行きにくい場所ですがユーラスツアーズでは1名様からご案内が可能です。

テアトラーリナヤ広場(旧レーニン広場)

クルトゥーナチェ湖と呼ばれる小さな池に面しています。その裏には1854年の防衛戦争の英雄たちの墓と礼拝堂があります

郷土史博物館

カムチャツカ半島の自然、文化について知ることができ、特に半島に生息する動植物の資料が充実しています。博物館の一角には18世紀初頭に漂流した大阪の商人・伝兵衛たちの遺品も展示されています。少数民族の資料なども面白い。

戦争軍事博物館

1959年に建てられた歴史ある博物館。カムチャツカにおける軍事の歴史を学ぶことができます。対ソ降伏状の複製などの展示もあります。戦争の歴史に興味がある方にはお勧めです。

自由市場

アヴァチャ湾クルーズとショッピング
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キングサーモンや紅鮭や燻製など様々なものがあります。現在は建物の中にあり、食料品から日用雑貨まで売られています。

ペトロフスカヤ展望台

漁船などが停泊するアバチャ湾と遠くにヴィリュチンスキー山も見えます。天気がよければ景色がとてもすばらしい。

アヴァチャ湾

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アヴァチャ湾
アヴァチャ湾

ペトロパブロフスク・カムチャツキーの港、アバチャ湾は、カムチャツカ半島の南東岸、半島の先端近くにある湾。円形に近い形をしており細い水路で太平洋とつながった湾で、湾の大きさは24km、湾口の幅は3km、水深は最大で26m

パラトゥンカ温泉地

カムチャツカ半島北部ではいくつかの温泉が噴出しています。保養地パラトゥンカには宿泊施設があり、豊かな温泉を利用した温水プールなどがあります。

アバチャ火山群

アバチャ火山群はカムチャツカ南東部に位置しており、東側の太平洋の海岸まで24km、また、州都ペトロパブロフスク・カムチャツキ-からは30kmの距離にあります。火山群は北西方向にのびる5つの火山群からなっています。もっとも東側にあるのが死火山のコゼルスキーで、それにつづくのが活火山のアバチャとコリャ-ク、最後が死火山ア-グとアリクです。観光やハイキングの対象となるのは、通常、アバチャ山とコリャ-ク山とその周辺です。コゼルスキ-火山は、東側に開いた大噴火口をもつ複雑な火山構造をしています。噴火口クレ-タ-の中には氷河が残っています。高さは、海抜で2189mです。コゼルスキ-山は登山、トレッキング、フラワ-・ウォッチング、山岳スキ-に適しています。コゼルスキ-山の南斜面を登る登山ル-トはいくつかありますが、いずれも難度1から3程度です。山麓にはスキ-ヤ-ズ・ベ-スとカムチャツカ・アルパイン・クラブの山小屋「ク-トゥフ」があります。スキ-ヤ-は6月初旬まで雪のある東と南斜面で滑走を楽しめます。アバチャ火山はコゼルスキ-山の北西側にあり、海抜2741mの活火山です。アバチャ山はベスビアス式の外輪山をもつ複式火山で、その山塊の大半を占める太古の噴火部分である外輪山、中心をなす頂上を含む火山錐部のふたつからなっています。外輪山の直径は4km以上で南西部側が崩落し欠落しています。外輪山の形をとどめる東側の高さは標高2317m です。外輪山部に比べて新しい中心部の火山錐は正円錐形をしており、噴気孔の活動が活発な頂上にはクレ-タ-が見られます。
  アバチャ山の山麓、標高800mのところに登山基地があります。それより少し上にスキ-基地もあります。アバチャ山は登山者と山岳スキ-ヤ-にとても人気があります。登山ル-トはやさしく、難度1ですから、夏季の登山の場合には特別な装備は不要です。ただし、2000m から頂上付近にかけては、夏季でも残雪がアイスバ-ンになっていることがあり、その場合は、アイゼンとピッケル (またはストック) が必要になります。この時期には天候さえよければ誰でも登山が可能で、ロシア人だけでなく外国の旅行者も多く訪れます。
コリャ-ク火山はアバチャ山の北西にある、典型的な直立正円錐形火山です。頂上は西側が崩壊しています。高さは海抜で3456m 、山麓からの高さは北側が2300m 、南側で3300m です。コリャ-ク山の北側と東側斜面にはそれぞれ氷河が見られます。北斜面の氷河は1km、東斜面は4.2km の長さがあります。頂上の西側には直径180-200m、深さ20-30mの火口跡が見られます。現在のクレ-タ-は南側に火口が開いていて比較的新しい溶岩流が斜面を流れ落ちています。コリャ-ク火山は全体に急斜面で、上部の斜度が 30-35°、下部では 15-20°あります。
コリャ-ク登山は通常アバチャ山の登山基地から出発します。南、東、南東斜面の登山ル-トはいくつかあり、難度は1、2、3程度です。北側斜面には難度4のエクストリ-ム・アイス・ル-トがあります。いずれにせよ、コリャ-ク登山には、たとえ最も容易なル-トでも、十分な登山訓練をつむことが要求されます。
アバチャ山登山基地(ベ-スキャンプ)はアバチャ山とコリャ-ク山登山には、通常、このアバチャ峠にあるベ-スキャンプを使用します。ペトロパブロフスクからこのベ-スキャンプまでの距離は43-45kmで、そのうちの25kmは舗装道路ですが、残り18-20km は干上がった河床が「道路」です。旅行者や登山各の運送には、四輪駆動のオフロ-ド・トラックを改造したバス("GAZ-66", "Ural", "Kamaz") が使われます。これらの特殊バス1台の座席数は15-28名です。
ベ-スキャンプには6つのロッジ(3 x 6m)があり、各ロッジに5-8名が宿泊できます。各ロッジには板張りの二段ベッドとテ-ブルと椅子があります。ロッジには暖房がありませんので、宿泊には寝袋とマットの携行が求められます。食堂は独立した建物になっており、50名が一度に食事できます。ガソリンの発電機を使う電灯が食堂にのみあります。宿泊棟ではガスまたは灯油のランタン、あるいは蝋燭の灯を使用します。トイレはロッジから20m ほど離れたところに小屋があります。
食事は家庭料理風です。調理にはプロパンガスのガスレンジを使用しています。キャンプファイヤ-のための場所もつくられています。また、手洗い・洗面用スタンドも用意されています。

アバチャ山ハイキング・トレッキング

アヴァチャ山トレッキング
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アヴァチャ山フラワーハイキング
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アバチャ山
アバチャ山

お薦め実施シーズン: 7月-9月 
カムチャツカの名峰、アバチャ山登頂にトライします。アバチャベースキャンプ(標高869メートル)から山頂(2678メートル)の標高差1809メートルを一気に登るコースです。天気が良ければ登るにしたがってコリャーク山が目前に美しく迫り、周りの山々も一望できます。登山の前日には必ずラクダ山でのハイキングをしていただいています。歩行時間は11-12時間ほど。標高869~2678メートル。経験者向けのトレッキングです。町からも近いアバチャ山はトレッキングにはお勧めです。ヒグマも出るのでガイドの同行が必要です。日帰りも可能ですが、終日ハイキングも可能ですが大自然をさらに堪能したい場合はロッジへの宿泊費も可能です。

ビストラヤ川のラフティング・フィッシング

ビストラヤ川ラフティング・トライアルフィッシングとマルキ温泉体験ツアーはこちら

ビストラヤ川は全長275km あり、カムチャツカ半島で二番目に長い川です。流域面積は 10800平方キロに達します。ビストラヤ川は中央山脈の南部に沿って流れています。下流部の水深は1-3m、川幅50-100m で、中流部では水深0.8 - 2m、川幅は20-40mです。
  ビストラヤ川はプロトゥニコヴァ川と合流しバリシャヤ川になります。バリシャヤ川は半島西部最大の川のひとつで、西部カムチャツカのサケの繁殖に大きな役割を果しています。バリシャヤ川には毎年、約4万匹のキングサ-モン、30万匹のベニザケ、2000万匹のカラフトマス、10万匹以上のシロザケ、20万匹以上のギンザケが産卵のため遡上します。その他、かぞえきれない数のカラフトイワナやグレイリング(ハリウス)、ニジマスなどが見られます。
  産卵場所はビストラヤ川とプロトゥニコヴァ川に流れ込む支流の渓流や源流です。ビストラヤ川でのラフティング(ゴムボ-トでの川下り)や、川岸ないしはラフト(いかだ)上からの釣りに最も適したエリアはこれらの魚種(ただしカラフトマスとキングサ-モンはのぞく)の産卵場所にあまりならないマルキ居住区から河口の三角州に至る下流域です。
                             ここでのキングサ-モン釣りの最適期は6月の初めから7月半ばにかけてです。キングサ-モンは8月後半までこの川を遡上しますが遅くなるにつれその数は減少し、また、川床では産卵が始まります。ギンザケ釣りに適した時期は8月半ばから9月末で、産卵場所よりも下流域で釣りが楽しめます。また、10月には、年によっては非常に味のよい遅ギンザケがあがります。この時期には他の太平洋種のサケも釣れますが、その多くはすでに婚姻色をおびています。6月末から9月初旬にかけてビストラヤ川をオショロコマの大群が遡上します。このオショロコマ漁もなかなか楽しいものです。8月、9月にはグレイリング(ハリウス)が多く、フライ・フィッシングで手軽に釣ることができます。イワナは川に無数いますが、岸辺から枝を張り出した木陰などに隠れています。スポ-ツ・フィッシングは4月から可能ですが、7月-9月が最も釣れる時期です。しかし、スポ-ツ・フィッシングで一番楽しめるのはビストラヤ川に限りないほど多いニジマス釣りで、ニジマスはカムチャツカでは魚の女王といわれるほどです。魚体がカムチャツカより大きなニジマスはほかでは見られません。
ビストラヤ川ベ-スキャンプはペトロパブロフスク・カムチャツキ-から147km のところにあります。ミルコヴォ街道から分かれる森の小道を行くと川の蛇行しているビストラヤ川の岸辺に固定テント群からなるベ-スキャンプが現れます。ペトロパブロフスクからは車で2時間半から3時間かかります。テントは宿泊用テント群のほか、食堂用テント(2x4m)、それにトイレ用のテントがつくられています。調理にはプロパンガスレンジを使いますが、とれたばかりの新鮮な魚のス-プやフライをつくるには、もちろん、焚き火を使います。天候が悪い場合に使用する厨房用のツェルトやテントもあります。キャンプではガソリン発電機を使った電灯もあります。
宿泊には2-3人用の"VauDe" と "RedFox" 型テントを2人1テントで使います。ご希望があれば寝袋とマットをお貸ししますが、数に限りがありますので日本から各自ご持参になることをお勧めします。また、キャンプは衛星電話を備えていますので、電話料現地払いでご家族やお友達に旅のホットな印象を直接ご自身の声で伝えることもできます。 

ラフティング

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ラフティングにはアメリカ製の空気ラフト(筏)を使用します。それらは川下りをしながらの釣りも便利です。ラフトの定員は乗客6名プラス、ガイド1名です。このラフトは高速性と操縦性にすぐれています。安全のため乗客は救命胴衣を装着します。

フラワーウォッチハイキング

アヴァチャ山フラワーハイキング
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裾野に咲く高山植物を探しに出かけましょう。歩行時間は2時間ほど。標高は800-1000メートルで初心者向けです。花にも詳しいガイドが同行して、日本では見ることが難しい花が緯度の高いカムチャツカでは足元に咲いています。 6-8月がベストシーズン。9月は紅葉や空き脳植物などが楽しめます。

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